JR東日本のきっぷが4割引で買える！

　JR東日本株主優待券は、JR東日本の株式を毎年3月31日時点で100株以上所有している株主に送られる優待券です。

　JR東日本株主優待券があればJR東日本の切符を4割引で購入できます。JR東日本の新幹線にも乗れます。さらに乗車券だけでなく特急券も割引になります。普段は躊躇してしまうグリーン車にも乗れます。

JR東日本の新幹線の管轄は、東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線（東京～上越妙高間のみ）・秋田新幹線・山形新幹線の各新幹線ですので注意してください。東海道新幹線は使えません！

でも、わたしJR東日本の株主じゃないから…

大丈夫だ！ヤフオクや金券ショップで購入できるぞ。

JR東日本株主優待券の購入方法・相場

　JR東日本株主優待券はJR東日本の株式を100株以上所有することでもらうことができます。しかし株取引に必要なお金がない方や知識がない方がJR東日本の株を購入して株主優待券の配布を狙うのは無理なのでヤフオクや金券ショップを利用することをお勧めします。
販売価格は時期によって変動しますが、JR東日本株主優待券の相場は3,000円~4,000円くらいです。使用期限が近づくほど安くなります。5月の大型連休後なら底値で手に入れることも可能です。ただし使用期限に注意して下さいね。
JR東日本株主優待券の有効期限は6月1日～翌年5月31日までの1年間です。

※株主優待割引券の有効期間内に乗車券を購入した場合、その乗車券に記載された期間まで有効です。たとえば、5月30日に、6月30日から有効の東京〜新青森（5日間有効）の乗車券を購入した場合、この乗車券は7月4日まで有効です。

　近距離だとお得感がないので、一筆書きならかなりお得になります。特急券への割引適用は1列車に限られるので、行きか帰りの新幹線のみ利用できると考えて下さい。また特急の乗り継ぎが半額になる等の特別ルールもあります。この辺のルールは鉄オタでないとわかりにくい所もありますのでみどりの窓口等で聞いてください。

　18切符の販売されていない時期や家族で連休中やお盆・年末年始にお勧めです。

新幹線	通常価格	株主価格	差額
東京−新青森	17,670円	10,600円	7,070円
東京−盛岡	15,010円	9,000円	6,010円
東京−秋田	18,020円	10,810円	7,210円

　3,000円～4,000円で株主優待券を購入した場合、東京−仙台・新潟間の場合は微妙ですが、秋田や新青森なら威力を発揮するでしょう。

JR東日本株主優待券での切符の購入の仕方

　JR東日本の優待券を券売機で使用する方法と、みどりの窓口/ビュープラザで購入する2つの方法があります。おすすめは券売機でJR東日本優待券を使用する方法です。手数も少なく対人のやりとりがないのでスムーズに使用することができます。またみどりの窓口は減少傾向にあり混雑していて時間が掛かることが多いです。

JR東日本の優待券を券売機で購入の仕方

　手元にあるJR株主優待券の「QRコード」のスクラッチ部分を硬貨などで削りQRコードを露出させてます。
JR東日本の券売機の画面で右下にある「乗車券」をタッチします。
切符の種類の中から株主優待券をタッチします。
案内の内容をよく読み、問題がなければ「確認」をタッチします。
JR東日本株主優待券を利用する区間・日時・人数を検索し利用する列車や座席を選択します。
入力が完了したら内容を確認し、間違いがなければ「確認」をタッチします。
必要な枚数のJR東日本株主優待券を持っていることを確認し、一番上の「株主優待割引で購入する」をタッチします。
　手元にある『株主優待券』のQRコードを券売機の『QRコード読み取り部』にかざします。
複数人分の乗車の場合には一枚ずつかざします。
　表示される優待券番号と手元の優待券番号が一致しているか確認し、間違いなければ「確認」をタッチします。
その後金額の確認と支払いを行うときっぷが発券されます。